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小石川弥生のブログ小説

ブログで小説 絵本、イラストを書いています。

2020-01-01から1年間の記事一覧

ブログ小説「遺言」図書館 20話

父さんが 解決できなかったのは 何故か......陽子さんを含め 他の人たちは 解決できたのに...... あの おじいさんは......あの子供を 死んだ 孫のように 可愛がり...... 父さんは 死んだ息子の 死の真相を 解明しようとしてた...... 孫? 息子? 孫はなんで …

ブログ小説「遺言」決心 19話

僕は 父さんが 凄い遺産を持ってるなんて 初めから 思ってはなかった。 ただ......僕に 何を残したのか あの父さんが 見つけてみろと言う 何かを 知りたくて 探し始めたけど それは......僕の 想像を遥かに越え それが 事件に繋がるものだったとは あの時は …

ブログ小説「遺言」約束 18話

走って走って 息からがらに たどり着いたのは 廃墟跡地だった。 僕も陽子さんも 息を整えるのがやっとで クタクタになっている所を 子供が「おじさんたちが 探してた人 ここで死んだんだよ!」 おいおい 子供が とんでもない事を 口走り 開いた口が 塞がらず…

#絵本紹介 「なにして遊ぶ」

ブログ小説「遺言」逃亡 17話

僕と陽子さんは 日が昇る 明るいうちに 行動するように決め 絶対 単独行動は取らない事を 前提に あの家の周辺を調べる事にしたが 少し......嫌 かなり不安でしかなかった。 何故なら 陽子さんは 最初の印象とは 全く別人のように 積極的で どんどん 周辺の…

ブログ小説「遺言」電話 16話

失踪なのか 事件なのか あの件以来 不安が隠せなかった...... 陽子さんを 巻き込む訳にもいかず それとなしに 遠回しだが 陽子さんは 関わらない方がいいと 話てるけど.......もどかしいだけで「私は 大丈夫だから 」 「私の心配より 明さんの お父さんを優…

ブログ小説「遺言」ハプニング 15話

陽子さんの 携帯が床に 落ちた音で 心の声が 漏れそうになるのを こらえ 陽子さんが 見ている 電話を覗き込もうとした 瞬間...... 陽子さんの 後頭部が 僕の顔面を 直撃 痛いなんて 言葉じゃ 物足りないくらい 僕は 鼻が折れて しまったかと 手で何度も確認…

ブログ小説「遺言」侵入 14話

僕 は タクシーの運転手が 話た内容を頭の中で 整理しながら 無言のまま 後部座席で揺られ 陽子さんが隣にいることも忘れてしまっていた...... 後から考えれば 陽子さんも不安だったに違いないが この時は 余裕もなく ただ事件じゃないと言う ストーリーを頭…

ブログ小説「遺言」噂 13話

陽子さんが 写真について 連絡を何日も取り続けてくれていたが なかなか 相手側と 連絡が取れず 僕たちは 直接出向く事になった。 電車に乗り継ぎ 駅でタクシーに 乗り込んだ時の事 タクシーの運転手に 住所を告げると 妙な事を言い出した。「お客さん この…

絵本ストーリー用のハンコを作って見たよ👍

100均で ひらがなの ハンコシートを購入しました。 絵本ストーリー用に使えないかと思って 作成して見たよ こんな感じで 切ったハンコと グルーガン 木の小さいのを 使って テーピングをし 可愛くして見ました❗ 試しに 絵を描いて 押して見たら なんか いい…

ブログ小説「遺言」 調べ 12話

音声のない この僕の映像を見ていたら 突然 映像が途切れ 父さんのアップに 変わった...... 父さんが 何を話ているのかも 分からず 動く口元を 読み取ろうとしたが 分かるはずもない......唯一 最後の所が スマナイと 言っているように 思えた。 もどかしさ…

絵本完成しました\(^o^)/

ブログ小説「遺言」映像 11話

陽子さんと 父さんの事を調べる事になって とりあえず 父さんが使っていた雑居ビルの奥にある 事務所を拠点にし そこで仮眠もできるように 簡易ベッドを置いた。 一週間過ぎて カメラの現像と腕時計を取りに行き 早速 事務所に戻り 陽子さんと 調べる事に...…

ブログ小説「遺言」一緒に 10話

ドアの開く音に 僕は驚き 振り返ると...そこに立っていたのは...... 「よっ陽子さん?!どっどうして ここに......」 あまりの驚きで 次の言葉を 失い フリーズしたまま 固まってしまっていたら 「えっ あっ 、すみません......勝手に入ってしまって......」…

ブログ小説「遺言」残された気配 9話

僕は 手に入れた 父さんの遺品から 何か分かるかもしれない......そう思い 電池がなくて 動かないのか それとも壊れてるのか まずは 腕時計を 知り合いの時計屋に 見てもらうことに...... 知り合いが言うには 少し特殊な作りになっていたらしく 数日 預から…

ブログ小説「遺言」真実の手前 8話

電車に 揺られながら 帰り際に 渡されたメモを見た......そこに書かれてあったのは 陽子さんの 携帯番号だった...... もう 会うこともないのに 僕は そのメモを そっとリュックの ポケットに忍ばせ......自分の行動に なんだか笑えた...... 色々 思う事はあ…

ブログ小説「遺言」 名前 7話

長い間 父さんは......この女性の事を 気にかけ 会いに来てた......そんな事は 僕も 知るはずもないが 母さんは 知ってたのだろうか...... ふと そんな事を 思ってしまった。 僕は 父さんの子供で 大人の事情とやらは 考えた事はなかったが もし 夫婦だった…

ブログ小説「遺言」 深まる謎 6話

女性が持ってきたのは 腕時計だった。 腕時計の 針は止っていた...... 「その腕時計は 預かる時には もう動いていなかったので......」 何故 父さんは 動いていない 腕時計を わざわざ 預かってもらったのか...... その意図が 分からなかった。 それに......…

ブログ小説「遺言」疑惑 5話

家にいつ帰るかも 分からない 父さんの帰りを 待ってた頃もあったが......いつからか その思いも薄れ 居ないものと 思うようになってた...... そんな昔の事を 思い出したからと いい思い出なんて......なかった。 そんな妙な感情を 打ち消すために 次の場所…

ブログ小説「遺言」 乱れ 4話

帰り際 おばさんは 僕の目を ジーっと見つめながら 「あなたは お父様の事 どう思ってるの?」 唐突に 聞かれ どう答えようか 少し迷ったが 僕は 正直に答えた。 「僕は......父さんと あまり......ほとんど一緒に過ごした 記憶がないんで......本当のところ…

ブログ小説「遺言」鍵 3話

駅のプラットホームを出て 改札口を通ると あの頃とは 違う景色が目に飛び込んだ。 二十年も前になれば 当然街並みは変わってしまうだろう......ただ、この駅は あの頃の 面影が多少 残っていて 懐かしさを覚えた。 駅の階段を 降りてすぐの タクシー乗り場…

ブログ小説「遺言」挑発 2話

僕は 車窓に写る 自分の顔が なんだか嬉しそうに見え 心の中では この状況を楽しんでいるのだと 気づかされた...... 父さんが 残した 遺言には(父さんの 遺産が 欲しければ 探してみろ お前にできるなら......) と、僕を 挑発し いくつかの 住所と名前が書か…

ブログ小説 新作「遺言」1話

ガタンゴトン ガタンゴトン 僕は一人 電車に揺られながら 地図を眺めた...... 9月の下旬となると 朝はなんだか肌寒く 日中は暑いといった 寒暖差が激しく着る服に困る時期だった。 そんな時期 一本の電話で 僕は 起こされ (マジ勘弁してくれよ......今何時だ…

ブログ小説 新作 読み切り版 「メモリー」

(この物語は 一匹の子犬が この世に転生した理由を知っていく お話です。) クーン クーン クーン (あれ?ここは どこだ?俺は......) 自分の姿を見た俺は 脳天から足の先に一気に電流が流れたやような 衝撃を受け 気を失いかけた。 そんな 俺の横に デッカイ…

ブログ小説 最終話 「未來」

手紙を読み終え 過去の僕が いた世界だと知り この手紙の感じから......過去の僕は 老いた姿じゃなく 元の姿で戻れたんじゃないかと 思えた...... そして、もう......二人は 死んで ここは未來......だから この世界に導かれ サクラと出会えたのか......そう…

ブログ小説「手紙」45話

応接室のソファーで 向き合う僕らは 最初に発する 言葉を探すのに 時が流れていた。 長い長い 数分間を 無言のまま 過ぎてゆき 始めに言葉を 発したのは...サクラだった。 何かを 確かめるように ゆっくりと 言葉にしながら 「あの......お名前を 伺っても …

ブログ小説「感情と理性」44話

桜の絵の前で 泣いている横顔は サクラに...... 全身の力という力が 溶けてなくなりそうな......下半身に残った 最後の力で 僕は立っていた。 しっかりしろ!そう言い聞かせ 震える声で 「あの......」 ようやく 声を発する事ができた...... 僕の声で 肩が一…

大好きな絵本❤️紹介します🍒

この絵本は 私が唯一持っている たった一冊の絵本です。 つらい時や悲しすぎて 泣きたいけど泣けない時 泣きたい理由がほしくて 読んでいました...... 精神的に まいることが 日々の中で起きてしまう事って 少なからず あるのではないでしょうか...... そん…

ブログ小説「横顔」43話

あれから 月日だけが流れ この世界に来て 歳だけ重ね 僕は もしかしたら サクラとの記憶は 夢だったのか...... そんな風にも 思えてしまうになっていた...... ただ サクラには 出会えていないけど 前の世界で 同級生だった 沢井と中井さんには 出会えた.....…

絵本❤️こうやって描いています😄

今回は、絵本の途中経過をお見せしようと思います。 100均で購入した 絵本キッドに 直接 絵を描いています。 そして、今回の絵本は 絵だけで 文章なしで 見た人が 自由にストーリーを想像する 絵本にしようと思っています。 パチパチ パチパチ 途中段階を公…