小石川弥生のブログ小説

ブログで小説 絵本を書いています。

ブログ小説 32話 「狭間」

何時間も 山を登り やっと頂上へ......皆ヘトヘトになりながらも 登りきった達成感で 表情は満ち 眩しい程の笑顔で溢れています。 頂上は 山の麓から 吹き上がる風が とても心地よく流れていました。「みんなー!おにぎり食べようか」 マリアの一声で 皆 大…

ブログ小説 31話「育む」

セドは マリアと 生活をするようになって 天界にはない 美味しい食べ物を知りました。 しかし、セドにはまだ マリアが天界に行きたがらない 理由が納得できません。 そんな、 ある日の事 村の子供たちが マリアの住む山へ 遊びに来ました。 子供たちは 畑で…

ブログ小説 30話「初めて」

セドは 毎日毎日 マリアや村の人たちを監察しました。 何故だか 毎日のように 村の人たちが 代わる代わる マリアの元に来ては 釣った魚や 握ったおにぎりを 持って来てはマリアと 何らか話をし 帰っていく...... セドには その行動が分からず 最初は マリア…

絵本完成

ようやく 絵本が完成しました(^-^)v 手作り 満載になってしまいましたが とても 嬉しいです! ちょっとした エピソードもあり(^^; 3部作品ある中の 2部作品に 題名がありません......手違いで...... でも、それも 面白いと 思ったので 2部作品は 「題名のな…

ブログ小説 29話 「理由」

セドは 神から 時をもらいましたが マリアが頑固として 天界に行きたがらない 理由が分からず 何度か説得を試みるが......結局 首を縦には振らず らちが明かず 仕方なく 強制的に 連れて行こうとしました。 その時 村の人たちが マリアの住む 山奥の外れまで…

ブログ小説 28話 「出会い」

セドの記憶とは......(回想) まだ、セドが天界で神に仕えていた頃 セドは、神を崇拝し 神のお言葉は全てだと 神あっての自分だと この天界にいるまでは 疑問に思う事など ありませんでした。 よく神は 「セドよ!ここから見える 星に地球があるのが 分かるで…

ブログ小説 27話 「無くしたもの」

100年前に戻った 二人が見た光景は無惨に変わり果てていました。 そして、次々と起こる出来事に ネリネは困惑の色が隠せません。 なぜなら マリアは眠ったまま ピクリとも動かず まるで死んでいるかのように......しかし 心臓は確かに 動いています。 もう一…

ブログ小説 「記憶」26話

100年前 この地から始まった......セドが封印された時代 そして、ネリネが 封印を解くために いろんな時代の マリアと出会い セドの封印を解き二人は この地に...... 100年前は、ひっそりと小屋があり そこに マリア一人で 暮らしていました。 辺りは、山に…

ブログ小説 25話 「再び」

セドとネリネは マリアにお別れを 告げず 再び まやかしのいる時代へ...... 二人は マリアの暮らす森へ向かうと あの時 見た光景とは 全く違う光景でした。 森の中に 一件ひっそりと 小屋が立っています。その小屋で暮らしているのは あの時と同じで マリア…

ブログ小説 24話 「奇跡」

幼いマリアが 心から願った 怒りの言葉が 村の人たちの 心に響く瞬間を セドとネリネが 初めて見る事ができた日でした...... それは......激しい雨に 打たれながらも 必死に 待つマリアの前に 一人 二人......と 次々に 家から出てくる 村の人たち そして...…

ブログ小説 23話 「感情」

森で暮らす事になった マリア...... この事実は 変える事ができない 宿命なのか セドやネリネは マリアの 過去も未来も知っている事が どうしようもなく 恨めしく......辛かった。 ネリネは このまま マリアの側を 離れる事ができず もう暫く この時代で マ…

ブログ小説「届かない思い」22話

どれだけ叫ぼうが どれだけ正しい事を言おうが ありったけの思いを訴えようが......村の人たちに 届く事は......皆無でした...... ネリネは 悲しすぎて 心が折れそうで 涙が溢れ落ち......絶望に変わりました。 人が恐怖から 悪の感情を作り自分自身を 守る…

ブログ小説 21話「大切なこと」

次の日も また次の日も 幾日も ネリネとマリアは 一緒に遊びました。 川に行って 魚を捕まえたり 森に行って虫を捕まえたり 何処に行くのも いつも一緒に......話して 笑って 一日一日を 二人は とても大切に 過ごして やがてくる お別れを 心の隅に感じなか…

ブログ小説 「思い」20話

セドの言葉を 聞いても ネリネは どうしても 納得ができません...... 未来の為に マリア自身が 犠牲になる未来ってなんだ......悲しすぎる...... 泣きながら セドに訴え ネリネは セドが見た時代の マリアに会いに...... この時代の マリアは まだ10歳 この…

ブログ小説 19話 「未来」

セドが戻り ネリネに伝えた言葉に ネリネは 言葉を失い 悲しみに襲われ 涙が溢れ 止まりません...... セドは 半年かけて 過去を見てきました。 それは まやかしが 現れる前 マリアが 迫害を受け 村から離れた場所で 暮らさなくては ならなくなった理由 それ…

ブログ小説 18話 「繰り返す」

セドとネリネは 幾つもの時代を戻り マリアと会いましたが まやかしのいる 時代のマリアを 何度も何度も 守ろうとするけれど...... 最後は あの時と同じように 子供たちが マリアの暮らす家を焼き マリアは死んでしまう...... 二人の中で 何故 この時代だけ …

ブログ小説 17話「感謝」

セドとネリネは 一年前の過去へ...... マリアの目の前に セドとネリネが現れ ネリネは マリアの胸に飛び込み 溢れる思いを 体で表し 強く強く......抱きしめました。 そして、マリアも それに答えるように 大粒の涙を こぼしながら 強く強く ネリネを抱きし…

ブログ小説 第2章 16話「戻る」

セドの 記憶は 神に封印されたまま...... ネリネは 自分の思いを セドに伝える「私は この時代のマリア...... 時を越えて 幾つもの時代の マリアに出会い ただ......マリアの死を 見てきただけだった......けど... 今は違う!セドの封印も解け 100年前のマリ…

ブログ小説 「手紙」15話

ネリネへ この手紙を 見つけてくれて ありがとう どんな思いで この手紙を 読んでくれてるのか...... ネリネ......泣かないでいいよ。 私は ネリネと出会えた事が 生きる希望になって、誰かのためになれるんだって......すごく 嬉しかったんだよ。 本当は...…

ブログ小説「写真」14話

ネリネは 死んでしまった マリアの前で 何もできずに 過ごしていた ...... そんな思いも重なり 骨になった マリアにすがり 泣き崩れる事しか できませんでした。 涙は止めどなく流れ 抑える事もできず 時間だけが過ぎてゆく...... 感情のまま流される そんな…

絵本紹介 なっちゃんとゆきちゃん 小石川弥生作

小石川弥生です。 この作品は 子供の頃の話で 寒い寒い日 雪が降って それだけでも かなり嬉しくて嬉しくて 積もったらいいなぁって ワクワクしていました。 次の日の朝 家の外に出たら 真っ白な雪が 積もっていて 飛び上がる程 嬉しくて エッコラエッコラと…

初めて絵本を書いてみまし(^-^)v

小石川弥生です。 恥ずかしながら 絵本を書きました。 この記事に載っている ワンちんは うちの 部長とこぶ(小部長)です。 長女が部長でこぶは妹になります。 こぶが家に 初めて来たとき 部長が どんな気持ちだったのかな...... なんて考えていたら 絵本にし…

ブログ小説 「決心」13話

ネリネの知らない マリアの決心 それは、孤独の死 誰に看取られる事もなく いつ死んだかも 分からず この世を去る......それが 封印が解ける謎の解明だと マリアには確信がありました。 なぜなら、最後の時を一人で過ごし死ぬことは とても悲しく寂しい事 心…

ブログ小説 「悟り」12話

幾度となく ネリネは マリアの死を見てきました。 それは、残酷で悲しい死 けれど、そこには......何故か 希望の光がありました。 どの時代の マリアも決して 諦め死んだわけじゃなく 未来に繋ぐ 希望の光のために ネリネの側で 命をおとした。 しかし、封印…

ブログ小説「ネリネ」11話

少女は これまでの 経緯を 話そうとしましたが、 この時代の マリアは 聞かずとも 意図を読みとれる......そんな 気がし 少女は 何も話さず そして、マリアの事も 聞くことはなかった......自分で 学び感じとる そして、重要なのは マリアの最後を見届け 封…

ブログ小説「まやかし」10話

それは、人目を惑わし 作り上げられた 偽物の声......化け物 "まやかしが "マリアと子供たちの すぐ目の前に 現れ 子供たちは 恐怖のあまり 言葉を失い 体が硬直......逃げる事も できなく マリアの後ろで ただ震えてる......「☆〜$*&+=◯〜/」 呪文を唱えな…

ブログ小説 「はじまり」9話

光を越えて 最初に出会った マリアは......迫害を受け 孤独の時を 過ごしていました。 何故、マリアは迫害されていたのか... それは、マリアの持つ 特殊な能力が人々には 普通の人間と 思われず 怪しい者 気持ち悪い者 悪魔など......と思われ 酷い扱いを 受…

ブログ小説 「マリア」8話

少女は、マリアの事を 語る... 「私が式神として この世界に誕生した日...............」 (回想) 100年前 長い黒髪を簪(かんざし)で束ね桜色の着物を着た 色白のとてもキレイな女性がいました.....その女性の名は マリア その日 マリアは 閉ざされた扉の前で…

ブログ小説「決断」7話

(神の被造物ならば 何故私は 神の意思に背き 下界の人間を......それに 天使だった時の記憶もなく この状況で 闘えるのか) 疑問に思いながらも セドは 頭の中を整理する。 (マリアの存在が 記憶の中に残っている 私がマリアを......愛してる...そして、マリ…

ブログ小説 「代償」6話

少女の口から真実が語られる 「そうね......何故あなたが マリアの存在 名前を覚えていたか...... それは あなたがマリアを......心から 愛してたから そして 、マリアも...... 決して叶わぬ恋と知りながらも...... 二人は... そして 神の怒りを受けた......…