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小石川弥生のブログ小説

ブログで小説 絵本、イラストを書いています。

2023-01-01から1年間の記事一覧

ブログ小説「遺言」初対面 45話

三田村市長に 会うために アポをとる事が 難しく 北山さんの名前を借りて ようやく アポがとれた...... 昼前の30分間 時間をもらい 僕は タクシーに乗り 役所へ向かう 役所の入口で 緊張を解すために 深呼吸を一二ど繰り返し中へ 受付で 名前と時間を伝える…

ブログ小説「遺言」意図 44話

矢上さんは 最初から 僕があの家に行き あの引き出しの中の物を見つける事も 分かっていた...... 写真や薬もわざと気づかせる為に...... そして、この手紙...... 手紙が入っている 封筒には "solve"と書かれていた...... 僕には まだ この手紙を見る 資格が…

ブログ小説「遺言」病名 43話

僕は 一旦事務所に戻り 「 真実は一つとは限らない」 矢上さんの言葉の意味と これまでの全ての流れを 順を追って 整理しなければ とても あの事件の真相や父さんが 何故死んだのか 分かるはずがないと...... 最初に矢上さんに出会った時 僕が 矢上さんを探…

ブログ小説「遺言」再開42話

半分開いた 引き出しの中から 入っているものを 一つ一つ取り出す...... 一先ず リュックにしまい...... 書斎を後に 寝室へ 寝室に入ると ダブルベッドが置かれ ベッド枕元側 横にスタンドが台の上に置かれ そこに写真立てに入った 家族写真が いくつか並ん…

ブログ小説「遺言」書斎 41話

2階の部屋を一つづつ 確認しなが 手がかりになる物を 見つけるのは かなり労力が伴った...... 子供部屋は 心が痛くなる場所で手がかりはなく 次に書斎を確認しようと 部屋のドアを開けた......

ブログ小説「遺言」葛藤40話

岩本桂と話してから......僕と陽子さんは ある一つの事に疑問が残っていた...... その疑問を解くカギは やはり 矢上さんしかいない...... ただ......矢上さんと連絡がつかなくなってから 5ヶ月は経っている このままでは......悪いことばかり考えて前に進め…

ブログ小説「遺言」告白39話

何が本当で 何が...真実なのか... ただ......分かった事は 北山さんだと ずっと思っていた ...... 僕たちの目の前にいる この人が 岩本桂だった...... そして ......

ブログ小説「遺言」北山さん38話

あれから......数ヶ月がすぎ...... ......岩本桂が誰なのかを.........知り そして ......矢上さんと何故連絡がとれなくなったのかを...... 僕も陽子さんも こんな事になるなんて思ってもみなく...困惑していた......だから あの人に会いに行く......それし…

ブログ小説「遺言」行方37話

三枝先生は 几帳面なのか、写真の裏に名前を残してくれていた... 誰かに似てるような 気がする この男の子の名前は...... 岩本 桂(いわもと けい)と 書かれ この男の子が 転校した子かもしれない! 陽子さんは その写真を手に この前 色々と教えてくれた 三…

ブログ小説「遺言」転校生36話

僕たちは、北山さんたちの通っていた小学校の担任 三枝重子先生に話を聞くために 許可をもらい ◯◯◯小学校へ 最初に校長先生と三枝先生の事をよく知る 隣のクラスの担任だった山之内 静枝先生と挨拶を交わし 当時6年4組の担任だった三枝重子先生がいらっしゃ…

ブログ小説「遺言」卒業アルバム35話

僕は、陽子さんが借りてきた 小学校の卒業アルバムを見せてもらった... そこには、同じクラスだった 北山さん夫婦と三田村市長が写っていた......

ブログ小説「遺言」感情 34話

道中、何度も陽子さんの携帯にかけたが、繋がる気配もない。 僕の心臓は、小刻みに早さを増し 苦しかった...... (はやく...はやくつけ!) そう、心が急かす。 そんな僕を見てか 矢上さんが運転するワゴン車も スピードがどんどん加速していくのが分かった...…

ブログ小説 「遺言」 携帯から33話

ドクン ドクン ...ドクン 緊張のせいか やけに喉が渇く......と、思った その時...矢上さんの声が 「そこを曲がったら つくぞ」 そう言いながらハンドルを大きく右へ... 止まった先は、一軒家だった......なぜか意外すぎて 言葉を失ってしまい さらに本の一…