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小石川弥生のブログ小説

ブログで小説 絵本、イラストを書いています。

ブログ小説「遺言」図書館 20話

父さんが 解決できなかったのは 何故か......陽子さんを含め 他の人たちは 解決できたのに......

あの おじいさんは......あの子供を 死んだ 孫のように 可愛がり......
父さんは 死んだ息子の 死の真相を 解明しようとしてた......
孫? 息子? 孫はなんで 死んだのか......
ここに 何かが 引っ掛かり 僕は もう一度 この事件を 最初から 調べる事に......

何年もさかのぼる 孫の死の真相を
あの街で 起きた おじいさんの孫の死を まずは パソコンを打ちながら 探してみた。

出てくるか......
小学生位の男の子で 亡くなられた方......は 一年......二年......なかなかヒットするはずもなく......道のりは長く感じられたが
ふと 陽子さんが
「図書館だと 新聞記事と見れますよ。」

僕は その一言で 昇天し
「えっ?!マジで!」
陽子さんは 僕の顔見ながら 不思議そうに
「はい......」
と、答えた。
きっと、何も知らないんだと 心の中で思われた事は 恥ずかしかったが ここは迷わず あの街の図書館へ 向かうべきだと 心を立て直した。

次の日
僕と陽子さんは あの街の 図書館へと足を運び
3年前から遡り 新聞記事を見せて もらった。
ここまで たどり着くのに 僕は無知にも程がある状態と 陽子さんは悟り この図書館の 貸し出しカードを作るとこから全てを やってくれた......感謝しかなく 情けない自分に 図書館行ったことないから しょうがないと
心に言い聞かせ 平常心を保つ事に全てを注ぎ込んだ。