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小石川弥生のブログ小説

ブログで小説 絵本、イラストを書いています。

ブログ小説 最終話 「未來」

手紙を読み終え 過去の僕が いた世界だと知り この手紙の感じから......過去の僕は 老いた姿じゃなく 元の姿で戻れたんじゃないかと 思えた......

そして、もう......二人は 死んで ここは未來......だから この世界に導かれ サクラと出会えたのか......そう感じることが自然だった。

ただ......この手紙は 誰から託されたものなのか......今 サクラは 何処に住んでいるのか......聞きたい事は 山程あったけど
きっと......これから いつでも 聞けることで いつか 分かるだろう......
今は サクラとの 出会いで 始まりなんだと 僕は 心にそっと閉まった。


あれから10年
サクラの 親代わりで ずっとサクラを支えてくれていた 東條さんが亡くなった日
あの手紙は 東條さんの祖母から 託された手紙で
屋敷は 未來の為に 売却したらしい......

今僕らは 街から離れた山の奥に 小屋を建て 子どもたちと 四人で暮らしてる。

この日
僕らが見た空は 星が 夜空一面に輝き 僕らを 優しく照らしてた......
「あー!パパ!ママ!流れ星!」
息子が 目を輝かせながら 僕らに伝え
「えー!見えないよ!お兄ちゃん どこ?ねぇ どこ?」
娘は すねた顔で 流れ星を探してた。
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僕とサクラは 顔を見合せ 幸せを分けあい 微笑んだ。
僕ら 家族で また空を見上げた......

おしまい
あとがき
「僕らが見た空」を 今まで読んで頂き
ありがとうございます😄
初めて 書いた恋愛ストーリーだったので これでいいのかは 分かりません😅

これからも もっともっと勉強して たくさんの人に読んで もらえるように
いい作品を書いていきます。
新作も お楽しみに👍