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小石川弥生のブログ小説

ブログで小説 絵本、イラストを書いています。

ブログ小説「願い」11話

僕は ページを巡るたび 目頭が熱くなり......
サクラの思いに 胸が苦しく
何も知らなかった事に 苛立ちを抑えれなかった......

サクラが......見た空は いつ来るか分からない絶望の始まりで
毎日 見上げた空で
今日じゃなかったと 安堵する サクラの姿が見えた......
毎日 毎日......願う姿が......

そして、分かった事は このノートが入ってた書物は サクラが心から 願った事を サクラ自信が書いた物だと言う事......

それで 数ページ空白で何も書かれてないページが残ってたんだと 気づいた。
だから 僕は もし....願いが叶うならと

ペンをとり 空白をうめた......
あの時 一緒に見た 桜の下で......僕が願った ささやかな日常
もし この願いが叶うなら......僕はなんでもするから......

僕にとっても サクラは ラジオの君で
僕は ずっとずっと探してた

僕らは あの空の下で 繋がってたんだね。
サクラに出会えて 嬉しかった......
僕も あの時から サクラに恋を してたんだよ。