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小石川弥生のブログ小説

ブログで小説 絵本、イラストを書いています。

ブログ小説「ラジオ」30話

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サクラの言葉を 思いだし ラジオから流れた僕の声を 切っ掛けに 過去の記憶が 頭に映像として 見えたと......

あの時 ラジオから聞こえた サクラの声は 今のサクラなのか......それとも......過去のサクラなのか......

書物に書かれた ラジオから流れた 隕石のニュースは 今のサクラが 聞いたものではなかった。
過去のサクラが聞いたものだったと分かった。
それを 今のサクラの頭の中に 映像として見えた......過去と未來の違う点

もしかしたら 僕とサクラの 持っている ラジオに何か 謎を解くカギが あるのかもしれない......

僕は 沢井と中井さんに 頼んで 僕の家と サクラの屋敷にある ラジオを持ってきてくれと頼んだ。

そして、もう一つ 思う事は
東條さんが 僕の住んでた街に 重力の調査できたのなら
その前から......いや...昔から重力の影響は あの街にはあって......少なからず ラジオにも 影響が......起きた...
それは 考えられるのか......

ラジオから 聞こえるはずのない 過去の声
それが重力と関係があるのなら 試してみたい事があった。

それは......重力空間 存在するのか
時空を超えて 音だけが 未来にたどり着く事は できるのか......