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小石川弥生のブログ小説

ブログで小説 絵本、イラストを書いています。

ブログ小説「遺言」転校生36話

 僕たちは、北山さんたちの通っていた小学校の担任

三枝重子先生に話を聞くために

許可をもらい ◯◯◯小学校へ 

最初に校長先生と三枝先生の事をよく知る 隣のクラスの担任だった山之内 静枝先生と挨拶を交わし

当時6年4組の担任だった三枝重子先生がいらっしゃるのか訪ねたが......

三枝重子先生は3年前に交通事故で亡くなられており 当時の事を本人から聞く事は不可能で

 僕と陽子さんは ガックリと肩を落としかけた......が、隣のクラスを受け持っていた 山之内先生から、三枝先生の話を聞く事ができた。

 亡くなられる前に、三枝先生は

受け持ったクラスの卒業記念やプリント等 実家に保管するくらい熱心な先生だったと教えてくれた......もしかしたら当時の事が分かる資料か何か見つかるかもしれない... 僕も陽子さんも 一つの望みをかけて 山之内先生に実家の方に連絡をとってもらい住所を教えてもらった。

 実家には息子さん夫婦が暮らしているで 息子さんが対応してくれると教えてくれた。

 そして、 三枝先生の実家は隣町にあり 車で40分位の所にあると僕たちに伝えタクシーを呼んでくれた。

僕たちは そのタクシーに乗り 実家へ向う事に......

 暫く タクシーに揺られ 大通りから 少し田舎道に入ると ポツンポツンと一軒家が50mから100m間隔で建っている道を抜け

 そこから少し離れた所で タクシーが止まる

「お客様!着きました。ありがとうございます。」

 僕たちは、お金を払い タクシーを降りた......

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