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小石川弥生のブログ小説

ブログで小説 絵本、イラストを書いています。

ブログ小説「遺言」行方37話

 三枝先生は 几帳面なのか、写真の裏に名前を残してくれていた...

 誰かに似てるような 気がする

 この男の子の名前は......

 岩本 桂(いわもと けい)と 書かれ

 

 この男の子が 転校した子かもしれない!

 陽子さんは その写真を手に

この前 色々と教えてくれた 三田村市長の同級生に電話をかけ確認をするために

 写真と名前をラインで送った...

 送った結果

同級生は、顔は思い出したが、名前に記憶がなく そうかもしれないと 曖昧な返事だった......

  (一学期だけじゃ忘れられてしまうのか......頭を悩ませ 考えろ 考えろ......どこから、来たのか!?)

「そうか!!」

 僕の声に 陽子さんが 驚いた顔で 

「もっ、もうー!心臓止まるから そんな大きな......」

 陽子さんが  言いかけていたが、それを遮り

「この岩本 桂が ここに来る前にいた小学校が分ければ 先に進めるかもしれないんだ!分かるものが あれば・・・」

 今度は 陽子さんが

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