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小石川弥生のブログ小説

ブログで小説 絵本、イラストを書いています。

ブログ小説「遺言」掴んだ手 50話

 怒声を上げ 僕の胸ぐらを掴む 三田村市

「これ以上は 許さない!前も話したけど

守りたい者の為なら 君を殺すこともできるって......」

 僕は......胸ぐらを掴まれた 三田村市長の手を握り

「僕の話を最後まで聞いて それでも殺したいと思うならどうぞ......でも、あなたは 誰も殺せない......自分自身を悪く見せて自分に事件の事が向けば それでいいと思ってる......守りたいから......悪い人を演じて......だけど それじゃ何も解決できない...

3人共 前に進めないんです。だから 手を離して 僕の話を最後まで聞いてください。」

 三田村市長の手がゆっくりと 離れた......

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