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小石川弥生のブログ小説

ブログで小説 絵本、イラストを書いています。

ブログ小説「遺言」心動 52話

 僕はずっと 人は一人でも 生きていけると思ってたけど......一人で生きるのは なんだか淋しいんだと......今回の事で かなり実感していた......

 誰かの為に 心が動く人たちを 目の前にして

感じる事をやめていた 自分が心を動かされ 誰かの為に 心で動く......あの頃の僕には考えられなかった......

 

 北山さんは、

「あの日から 俺たちの時間は止まったままだったんだ......ようやく 少しだけど動く事ができたよ......ありがとう」

と、言ってくれた......これからは 静さんと三田村市長、岩本圭と3人で共に 支えあって    生きていくんだろう......

 カズヤは 北山さんのお父さん(おじいちゃん)が 三田村市長に殺されたんじゃないって分かってから たまに 静さんに会いにいって レオくんを演じていた。

 

 陽子さんは......あの日から何故か......姿を見せなくなっていて......

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