セドとネリネは 一年前の過去へ......
マリアの目の前に セドとネリネが現れ
ネリネは マリアの胸に飛び込み
溢れる思いを 体で表し
強く強く......抱きしめました。
そして、マリアも それに答えるように 大粒の涙を こぼしながら
強く強く ネリネを抱きしめ
「ネリネ......よく...がんばったね...」
優しく ネリネの頭を 撫でて あげました......
二人だけの 時間が流れ 優しい眼差しで見つめるセド......
そして、ネリネは
「マリア 私たちは これから 過去に戻り 出会ったマリアたちに 会いにいきます......長い長い 年月がかかるかも 分からないけど......全てが 終わったら
また......この時代に戻りたい......
また......マリアに 会いたい......」
ネリネは 自分の気持ちを マリアに伝えました。
マリアは 優しく
「ネリネ......また会う日を楽しみに......
待ってるから......お別れはしないよ
これだけは 忘れないで
あなたは 一人じゃないから たくさんのマリアが ついてるから
それだけは......忘れないでね」
マリアの言葉に コクリと頷き
ありがとうの 言葉を残して
ネリネとセドは 過去へ......旅立ちました。
