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小石川弥生のブログ小説

ブログで小説 絵本、イラストを書いています。

ブログ小説 「少女」5話

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振り返る少女は どこかマリアに似ていた......
(何故......私の名を......?)
セドの戸惑いをよそに
少女は 水晶玉をセドにかざすと
「...セド......ちょっと着いてきて」
意味深な 言い方をする少女に 興味深くセドは素直に従う
何故なら ただの人間なら その全てが
セドには見えるはず
しかし、この少女には 何も見えてこない それは マリアと同じ 特殊な能力の持ち主なのか
セドは この少女と 関わる事が この状況の謎に......そして、マリアの謎に 繋がるのではと 思わずには いられませんでした。

少女に連れられ 雑居ビルの屋上へとたどり着く そこの一角に 小屋がもうけられていました。

「入って」
少女は 無表情のまま セドを招き入れた。
小屋の中は狭く部屋の真ん中には 少女が持っていた水晶玉の 何十倍もの水晶玉が 置かれ そこには真界が張られています。
(......真界!?)
セドは 驚いた。
真界は誰でも 張れるものではない!
(この少女は......)

少女は 大きな水晶玉の前に 腰を落とし ゆっくりと語り始めた。
「あなたの事は マリアから 聞いています。あなたは 数年前 マリアに封印され 人間界から 閉ざされた(状態と思っていますね。そして、マリアが亡くなり 封印が溶けたと......でも、あなたを封印したのはマリアじゃなく神 そして、数年前じゃなく 百年前です。あなたの封印が溶け見た物は 今の現実世界でのマリア あなたは封印される前の記憶は 神に封印されたまま 開く事は できない。」
戸惑うセド
「......私の記憶は......それなら何故 マリアの顔も 名前も私の記憶に あるはずがない......封印されたのなら 何故?!」

そして、少女は真実を語る