小石川弥生のブログ小説

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ブログ小説「まやかし」10話

f:id:z-zero:20190718210446j:plain それは、人目を惑わし 作り上げられた
偽物の声......化け物
"まやかしが "マリアと子供たちの すぐ目の前に 現れ
子供たちは 恐怖のあまり 言葉を失い
体が硬直......逃げる事も できなく
マリアの後ろで ただ震えてる......

「☆〜$*&+=◯〜/」
呪文を唱えながら
マリアは 空間指文字
"朱"を描き 結界で 聖域を作り......
子供たちを確保する
そして、
それは一瞬の出来事で
子供たちの親を 取り込んで できてしまった"まやかし"は 大木のように巨大
人ではなく 化け物化し 黒々とおぞましいオーラを纏い迫ってきた。

マリアは、呪文を唱えながら 手刀を縦.横.縦.横と空切
空切する度 "まやかし"は けたたましく
もがき苦しむ
そして、左右斜空切
「悪しき魂 この世に 悔残なかれ 浄化されし 天へ参れ」
そう言って
優しく"まやかし"の体に手のひらが触れる......けたたましく もがいていた様が ゆっくりと溶け まるで何かに 解き放たれたかのように 黒々としたオーラが 天へと昇る

黒々としたオーラが 消えた中に 子供たちの親が 気を失い 横たわっていました。
マリアは
「ふぅッー」
と、息を吹きかけ 結界を解くと
子供たちは 泣きながら 親のもとへと 走り出す

マリアは 安堵を浮かべ その場を後に......

この日の夜 少女はマリアの前に姿を見せた......